マラリア予防薬の副作用まとめ
マラリアとは
マラリアは、感染した蚊に刺されることで体内に侵入した寄生虫が原因となる深刻な感染症です。温帯地域ではほとんど見られませんが、熱帯・亜熱帯のアフリカ、アジア、中東、南中米では依然として広がっています。年間3億5千万人から5億人が罹患し、100万人以上が死亡しています。マラリア流行地域へ旅行する際は、予防薬の服用が推奨されます。
主な予防薬と副作用
ドキシサイクリン (Doxycycline)
- 光過敏症(太陽光に対する感受性の増加)
- 軽度の吐き気・嘔吐
- 食欲不振
重篤な症状は稀ですが、日光に長時間当たる際は日焼け止めや帽子で対策してください。
クロロキン (Chloroquine)
- 吐き気・嘔吐
- 食欲不振
- 下痢・腹痛・腹部けいれん
- 軽い頭痛・めまい・ふらつき
めまいが出ることがあるため、運転や機械操作は体調が安定するまで控えましょう。
マラロン (Malarone)
- 吐き気・嘔吐
- 下痢・腹痛
- 食欲不振
- 口内炎・咳
- 頭痛・めまい・倦怠感
副作用は軽度ですが、集中力が必要な作業は体調を確認してから行ってください。
ヒドロキシクロロキン (Hydroxychloroquine)
- 吐き気・腹部けいれん
- 下痢
- 食欲不振
- 頭痛・めまい
めまいが出た場合は、運転や危険作業は避けましょう。
プライマキン (Primaquine)
- 吐き気・嘔吐
- 胃のむかつき・腹部けいれん
重篤な症状はまれですが、症状が続く場合は医師に相談してください。
メフロキン (Mefloquine)
- 吐き気・嘔吐・下痢・腹痛
- 食欲不振
- めまい・眠気・頭痛
- 不眠・倦怠感・筋肉痛
- 発熱・異常な夢・ふらつき
眠気やめまいが出やすいため、運転や注意力が必要な作業は慎重に行い、体調に変化があればすぐに医師に相談してください。
