扁桃炎の治療と対処法
扁桃炎とは
扁桃腺は喉奥にある肉厚のパッドで、感染すると腫れと痛みを伴います。主に空気感染するウイルス(例:エプスタイン・バーウイルス)によって起こり、風邪やインフルエンザの咳やくしゃみで広がります。まれに、溶連菌(ストレプトコッカス)による細菌感染が原因となり、高熱や急激な喉の痛み、首のリンパ節腫脹を伴います。
主な症状は、喉の痛み、頭痛、発熱、嚥下困難、喉奥の赤みと腫れです。
治療手順
- 溶連菌検査を受ける
医師が綿棒で喉の奥から粘膜サンプルを採取し、ウイルス性か細菌性かを判定します。
- ウイルス性の場合は対症療法
市販の解熱鎮痛薬(例:アセトアミノフェン)や喉用トローチを使用し、症状を和らげます。ウイルスは自然に体内から排除されるまで、通常1〜2週間かかります。
- 細菌性の場合は抗生物質治療
ペニシリン系の抗生物質を7〜10日間服用します。医師の指示に従い、途中で中止しないことが重要です。
- 改善しない場合は手術検討
症状が持続し、合併症のリスクが高い場合は扁桃腺摘出術(トネレクトミー)を行うことがあります。外来で手術が行われ、術後は1〜2週間の回復期間が必要です。
