副腎不全の主な症状
副腎不全は、コルチゾールやアルドステロンといったホルモンの分泌が不足する状態です。ホルモンは血圧や血糖、免疫機能に関与しているため、分泌が低下するとさまざまな症状が現れます。以下に代表的な症状をまとめました。
倦怠感・疲労感
ホルモンが減少すると体内のエネルギーバランスが崩れ、説明できないほどの倦怠感や疲労感が生じます。血圧や血糖の低下もこの感覚を助長します。
消化器症状
コルチゾールは胃酸の分泌を促す役割があるため、分泌が減ると消化不良が起こりやすくなります。吐き気・嘔吐、下痢や便秘といった症状が現れ、食欲や体重の減少につながることもあります。
低血圧・低血糖
コルチゾール不足により血管が拡張し、血圧が低下(低血圧)します。また、インスリンやアミノ酸の利用が乱れ、血糖が下がる(低血糖)ことがあります。めまいや立ちくらみを伴うことが多いです。
疼痛
腹部や筋肉・関節に痛みを感じることがあります。ホルモンバランスの変化が痛覚に影響を与えるためです。
認知・情緒の変化
ホルモン低下は気分にも影響し、イライラや不安、怒りが増すことがあります。一方で、抑うつ感や感情の起伏が激しくなることもあります。
皮膚の色素沈着
副腎不全ではメラニン産生が増加し、皮膚が暗くなることがあります。特に関節や傷跡の周囲に色素沈着が見られます。
