細菌性膣症に対するヨーグルト療法
細菌性膣症(BV)は米国で最も一般的な膣感染症で、女性の最大64%に発症します。症状は膣分泌物、かゆみ、排尿時の焼けるような痛み、性交後に特に強くなる魚臭やカビ臭、そして全体的な不快感です。多くは無症状ですが、早期の発見と治療が骨盤炎症性疾患などの合併症予防に重要です。
症状
- 濁りがかった灰色または白色の膣分泌物が出ることが多く、特有の魚臭がします。
- かゆみや排尿時の灼熱感、膣全体の刺激感を伴うことがあります。
原因・リスク要因
- 膣内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると発症します。
- 複数の性パートナー、コンドームなしの性行為、子宮内避妊具(IUD)の使用、膣洗浄、糖尿病などで膣のpHが変化するとリスクが高まります。
- 膣環境を変えるすべての行為が細菌増殖を助長します。
治療法
- エビデンスに基づくヨーグルト療法は次の2つが有効です。
- ライブ乳酸菌を多く含むプレーンヨーグルトを1日8オンス(約240 ml)以上摂取し、自然な膣フローラの回復を促す。
- 清潔なスプーンやアプリケーターでヨーグルトを膣壁に直接塗布し、就寝前に行う。におい対策として無香料のナプキンを使用すると便利です。
- 上記は最低7日間継続します。症状が重い場合は、医師が抗生物質と併用することがあります。
ヨーグルトの選び方
- 市販のプレーン・無加熱ヨーグルトで、"Lactobacillus acidophilus" などの生きた乳酸菌が記載されているものを選びます。
- こぼれ防止のために冷凍保存し、食べやすくするためにフルーツを少量加えても効果は変わりません。
効果
- 乳酸菌が有害菌の増殖を抑制し、膣内の正常な微生物バランスを再構築します。
- 免疫機能のサポートや、全体的な性器の健康維持にも寄与します。
注意点
- 放置すると骨盤炎症性疾患などの重篤な感染症につながります。
- 症状が改善しない、または悪化した場合は速やかに医療機関を受診してください。
