心拍数が上がる原因は何ですか?

安静時心拍数は、一定時間あたりに心臓が拍動する回数です。成人の平均は1分間に60〜100回で、アスリートは40〜60回と低めです。運動やストレス、薬剤などさまざまな要因で心拍が速くなり、動悸(palpitations)を感じることがあります。

運動

安静時は心臓が血液を送り出すのに大きな負荷はかかりませんが、運動時は酸素供給のために心拍数が上がります。特に高強度のトレーニングや暑熱環境(サウナ、ホットヨガなど)では動悸が顕著になります。

カフェイン

コーヒー、紅茶、チョコレート、エナジードリンク、減量サプリなどに含まれるカフェインは、覚醒作用と代謝促進のために心拍数を上げることがあります。アルコールと併用すると、動悸が強くなり入院や最悪の場合は致命的になることもあります。

不整脈

心臓のリズムが乱れる不整脈は、動悸の代表的な原因です。僧帽弁脱出症などで左心房と左心室の弁が正しく閉じない場合にも起こります。胸痛、めまい、息切れを伴うことがあります。

パニック発作

仕事や人間関係、家庭問題などのストレスが高まると、パニック発作が起こりやすくなります。激しい不安感とともに心拍数が急上昇し、動悸を感じます。

ニコチン

タバコや電子タバコに含まれるニコチンは、血中酸素量を低下させ心拍数を上げます。長期使用は肺がんや喉頭がんのリスクも高めます。

薬剤の副作用

喘息の吸入薬に含まれる刺激性成分や、去痰剤・咳止めに含まれるフェニレフリン(プソイドエフェドリン)も動悸を引き起こすことがあります。

ホルモンバランスの変化

妊娠、更年期、生理、甲状腺機能異常などでホルモンが変動すると、心拍数が上がりやすくなります。

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