アルコール中毒の治療法
過度の飲酒は酔いだけでなく、アルコール中毒を引き起こすことがあります。メタノールを含む液体(不凍液、ニス、消毒用アルコールなど)を摂取した場合も同様です。嘔吐、皮膚の青変、体温低下、意識障害、呼吸抑制、けいれんなどの症状が現れ、最悪の場合は意識不明となります。アルコール中毒が疑われる場合は、できるだけ早く適切な医療を受けることが重要です。
必要なもの
- 水
- 点滴用輸液
- 高気圧酸素療法装置
- 腎透析装置
治療手順
- 水分補給:脱水を防ぐために大量の水を飲みます。ただし、これは一次的な対処であり、必ず医療機関へ搬送してください。
- 胃洗浄(胃内容除去):救急でチューブを挿入し、生理食塩水で胃内のアルコールを洗い流します。できるだけ早く実施し、血液中への吸収を防ぎます。
- 点滴:静脈に直接輸液を投与し、脱水と電解質バランスを補正します。投与時間は脱水度と症状の重さにより異なります。
- 高気圧酸素療法:呼吸抑制がある場合、酸素濃度を高めて脳や組織への酸素供給を回復させます。加圧チャンバー内で最大2時間実施します。
- 腎透析:メタノール摂取が疑われる場合や腎機能が低下しているときに、血液からアルコールを除去します。1回約4時間の透析を行います。
