単純乳房切除術(全乳房切除)とは
概要
単純乳房切除術(全乳房切除)は、乳房全体、乳頭、乳輪を除去する手術です。がん細胞を取り除く目的で行われ、再建術を行わない場合は手術時間は約1〜2時間、入院は1〜2泊が一般的です。
特徴
手術は胸の半分に横切るように単一の切開を行い、乳房とがんが確認されたリンパ節を摘出します。
手術手順
手術の最後に、ペンの太さほどのプラスチック製ドレーンを乳房部位に留置し、余分な体液を排出します。このドレーンは数日間体内に残ります。
術後管理
術後3〜7日間は痛み止めが処方されます。多くの女性は強い痛みを訴えませんが、数日間しびれを感じることがあります。
留意点
早期がんで単純乳房切除術を行った場合、通常は放射線療法は不要です。ただし、腫瘍が2cm以上、リンパ節にがんが認められた、または胸壁に近い場合は放射線療法が推奨されます。
