症状から病気を診断する手順
概要
病気はさまざまな症状として現れます。症状は患者ごとに違うものの、医療従事者はまずこれらの情報を手がかりに病名を推測します。多くの場合、症状だけで概ねの診断は可能ですが、最終的な確定診断には検査が必要です。
必要なもの
- 医学書籍やリファレンスブック
手順
主要症状を特定する。痛みであれば部位・強さ・性質(灼熱感か鈍痛か)を、咳であれば乾いた咳か湿った咳かを詳しく把握します。
二次症状を確認する。主要症状ほど顕著でなくても、患者が訴える他の不調が病因の手がかりになります。
症状の経過を調べる。いつから症状が出始めたか、時間とともに改善・悪化したかを記録し、病気特有のタイムラインと照らし合わせます。
症状を悪化させる要因を探す。例えば痛みであれば特定の動作や姿勢が痛みを増すかどうかを確認し、病名の手がかりにします。
症状を緩和させる要因を調べる。薬剤、氷、安静などで症状が軽くなる場合、その情報も診断に役立ちます。
症状と疾患を照合する。主要症状を中心に、二次症状や経過・悪化・改善要因を総合して候補となる疾患を絞り込み、必要な検査や次のステップを決定します。
