ナプロキセン過剰摂取時の症状と対処法

ナプロキセンは、解熱・鎮痛・抗炎症作用を持つ非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)です。市販薬としては「Aleve」などがあり、処方薬としても利用されますが、過剰に摂取すると重篤な副作用が現れます。ここでは、過剰摂取時に見られる主な症状とそのリスクについてまとめました。

循環器系の障害

過剰摂取により、脳卒中や心筋梗塞に類似した症状が現れることがあります。具体的には、左側の胸部や体の痛み、呼吸困難、構音障害(言葉が不明瞭になる)、極度の倦怠感や脱力感などです。

嘔吐・下痢・悪心

胃腸粘膜を刺激するため、吐き気、嘔吐、下痢が頻繁に起こります。これらは脱水や電解質異常を引き起こすリスクがあります。

腎臓・肝臓への負担

NSAIDは腎臓と肝臓で代謝・排泄されます。過剰摂取により腎機能障害や肝機能障害が起こりやすく、かゆみやむくみ、尿量の減少などの症状が見られることがあります。

出血性潰瘍

血小板機能の低下と胃粘膜の刺激が重なると、出血性潰瘍が形成されます。黒色タール状の便(タール便)、立ち上がったときのめまい、四肢の脱力感が主な兆候です。

血圧上昇

過剰摂取は血圧を上昇させます。高血圧の既往がある方にとっては、生命に関わる危険が高まります。

上記の症状が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な処置を受けてください。

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