多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の概要と対策
症状
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最も一般的な症状は月経不順または無月経です。年間の月経回数が8回未満の場合は不規則とみなされます。男性ホルモンが過剰になると、背中・腹部・上腕・脚に長くて太い毛が生え、脱毛やにきび、頭髪の薄毛も見られます。肥満や首・腋下にできる皮膚タグ、小さな良性腫瘍も報告されています。重症例では2型糖尿病や不妊が生じます。
診断
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多嚢胞性卵巣症候群を診断する特異的な検査はありません。医師は症状の確認と全身的な身体検査を行い、骨盤診察や血液検査でホルモン、血糖、トリグリセリド、コレステロールの値を測定します。必要に応じて子宮内膜の厚さや卵巣の状態を評価する超音波検査を実施します。
原因に関する考察
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正確な原因は不明ですが、インスリン過剰が重要な役割を果たすことが示唆されています。そのため、低炭水化物食が有効とする説があります。一部では高タンパク食が推奨されますが、コレステロール上昇や心血管リスクの増大が懸念されます。単純炭水化物は避け、複合炭水化物を中心にバランスの取れた食事と適度な運動を心がけましょう。
治療・予防
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治療は主に二つのアプローチに分かれます。①にきびや多毛といった個別症状に対し、抗アンドロゲン薬や外用薬でホルモンバランスを整える。②月経周期の正常化と不妊治療を目的に、ホルモン療法や体重管理、インスリン感受性改善薬を用いる。長期的な合併症(心疾患、糖尿病、高血圧)にも適切に対処することが重要です。
注意点
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放置すると不妊、過度の子宮出血、子宮内膜がんのリスクが高まります。また、糖尿病、心血管疾患、高血圧の発症率も著しく上昇します。症状が疑われる場合は早期に医療機関を受診し、合併症を防ぐための適切な管理が必要です。
