角膜潰瘍とリウマチ性疾患について

角膜潰瘍とリウマチ性疾患は、年齢に関係なく発症する可能性がある代表的な疾患です。ここでは、角膜潰瘍、変形性関節症(骨関節症)、全身性エリテマトーデス(SLE)の原因・症状・治療法を解説します。

角膜潰瘍

  • 主な原因は細菌、真菌、ウイルスなどの感染です。コンタクトレンズ使用者やベル麻痺などの疾患を持つ人はリスクが高まります。
  • 症状は眼瞼の腫れ、眼の痛み、充血、涙目、膿の排出、視力のぼやけ、強い光に対する痛みなどです。場合によっては角膜上に白い斑点が見えることがあります。
  • 治療はコンタクトレンズの使用中止、感染を抑える抗菌点眼薬、痛みを和らげる内服薬や処方点眼薬です。重症で角膜が穿孔する恐れがある場合は角膜移植手術が必要になることがあります。

変形性関節症(骨関節症)

  • 米国で約2700万人が罹患しているとされる代表的なリウマチ性疾患です。関節が時間とともにすり減り、炎症・損傷・疼痛を引き起こします。
  • 主に股関節、膝関節、頚椎、指関節、背部に影響し、関節痛、こわばり、温感、腫脹、筋力低下、歩行時の痛み、前屈困難、日常生活動作(髪をとかす、服を着替えるなど)が困難になります。
  • 治療は抗炎症薬、適度な運動、ストレス軽減、休息を組み合わせた包括的アプローチが基本です。

全身性エリテマトーデス(SLE)

  • 原因不明の自己免疫疾患で、全世界で多数の患者がいます。主な症状は疲労感、関節痛・こわばり、光過敏、頬に現れる蝶形紅斑、脱毛、貧血、血栓、けいれん、脳卒中、胸痛、寒冷刺激での指・足趾の変色などです。
  • 診断には抗核抗体(ANA)検査が用いられ、陽性反応はSLEの重要な指標とされています。
  • 治療は症状に応じた免疫抑制剤や抗炎症薬、生活習慣の調整が行われます。

医学的状態 - 関連記事