便秘とは?原因・タイプ・予防・対策
誤解
健康な消化器系のために1日1回の排便が必要という誤解がありますが、実際は1日3回から1週3回までが正常とされています。1日や2日排便がなくても下剤を乱用すべきではありません。過度の下剤使用は逆に便秘を招きます。
特徴
便秘は排便回数が少ない状態を指し、週に3回未満の排便が基準です。排便がある場合でも、硬く乾いた便で痛みや苦労を伴います。これにより膨満感、腹痛、吐き気などの不快感が生じます。
タイプ
便秘は「通過性」「遅延性」「排出口遅延」の3タイプに分類されます。通過性便秘は便の移動が正常です。遅延性便秘は腸の蠕動が遅く、排便回数が減ります。排出口遅延は骨盤部の筋肉が過度に収縮し、便が排出されにくくなります。
影響
硬く乾いた便を排出する際に過度な力を入れると、肛門周囲の血管が腫れ痔(痔核)になることがあります。痔は排便をさらに痛め、出血やかゆみ、疼痛を伴います。
予防・対策
便秘は生活習慣の改善で予防・治療が可能です。食物繊維を豊富に摂取し、1日20〜30gの繊維を目安にしましょう。果物や野菜、全粒穀物が主な供給源です。必要に応じてシトルセル、メタミューシル、ベネフィバーなどの繊維サプリを利用できます。1日6〜8杯の水分摂取も便を柔らかくし、排便を助けます。適度な運動は腸の蠕動を促進し、緊張を緩和して便通をスムーズにします。
