結核検査でアレルギー反応は起こり得るのか?

世界保健機関(WHO)によると、結核は空気感染する肺疾患です。診断にはいくつかの検査がありますが、検査ごとに副作用やアレルギー反応のリスクがあります。

マンツー皮内テスト(Mantouxテスト)

  • 結核抗原を皮下に注射し、48時間後に硬結(硬いしこり)の有無を確認します。硬結が認められれば陽性と判断されますが、皮膚の水疱や壊死(1〜2%)、アナフィラキシー、口周囲や目の腫れ、喉の腫れ、蕁麻疹などのアレルギー反応が報告されています。重篤な反応は100万人に1件程度です。妊婦への実施は推奨されません。

QuantiFERON TB‑Gold(QFT)テスト

  • 血液中の免疫応答を測定する検査で、2006年に米FDAの承認を受けました。現在、重大な副作用は報告されていませんが、費用が高く普及は限定的です。

胸部X線検査

  • 肺の感染や結核の有無を画像で確認します。Mantouxテスト陽性者の診断補助として用いられますが、妊娠中は胎児への影響を考慮し、実施は避けるべきです。

喀痰検査

  • 3回の喀痰採取で結核菌の有無を培養・検出します。喀痰量が不足する場合は生理食塩水吸入で誘導しますが、喘息患者では気管支痙攣を起こす可能性があります。

注意点

  • 結核検査は医師の診断と適切なアドバイスのもとで受けることが重要です。

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