Wolff-Parkinson-White症候群の診断手順
概要
心臓の電気信号が拍動を司ります。正常な心臓は1本の伝導路のみですが、Wolff‑Parkinson‑White(WPW)症候群の患者は余分な伝導路があり、これが異常リズムを引き起こすことがあります。症状が出ない人もいれば、動悸や失神などの症状が現れ治療が必要になる人もいます。正確な診断と治療法の選択が重要です。
診断の流れ
- 症状の確認:最も一般的なのは動悸です。その他、めまい、心拍の乱れ、不安感、息切れなどがあります。
- 専門医への受診:心臓の電気的障害を専門とする心臓電気生理学者(心臓電気専門医)に相談します。主治医や循環器専門医から紹介状をもらいましょう。
- 心電図(EKG)検査:侵襲性のない検査で心拍リズムを記録します。
- ホルター心電図の装着:24〜48時間携帯型モニターを装着し、日常の心拍を連続記録します。
- 負荷試験(ストレステスト):トレッドミルで歩行・ジョギングしながら心電図をモニターし、運動時に不整脈が出るか確認します。
- 心エコー(超音波検査):超音波で心臓の構造を画像化し、解剖学的異常がないか評価します。
