代謝性アシドーシスの治療
代謝性アシドーシスは、体内に酸が過剰に蓄積される、あるいは十分に除去できない状態です。乳酸アシドーシスやケトアシドーシスなど、さまざまなタイプがあります。糖尿病、腎不全、血液疾患、酸素不足、さらには摂取した毒素が消化過程で酸に分解されることなどが主な原因です。治療は原因疾患に応じて行われます。
治療法
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酸バランスを回復させるための主な治療として、腎臓が処理できない毒素を除去する血液透析、点滴による輸液・薬剤投与があります。血液透析は主に腎不全、特にエチレングリコール(不凍液)やメタノール(燃料)などの毒素摂取、サリチル酸過剰摂取(アスピリン)による腎障害がある場合に用いられます。乳酸アシドーシスの場合は、抗生物質投与や炭水化物制限が有効なことがあります。
重症度
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酸血症の重症度に応じて治療方針が決まります。軽度の酸血症では、無理に酸バランスを補正せず、原因となる基礎疾患の管理に重点を置きます。一方、血液pHが著しく低下している場合は、迅速に酸血症を改善する必要があります。
重炭酸ナトリウム療法
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重炭酸ナトリウム(ベーキングソーダ)は、急性に酸性度を下げてpHを正常化するために使用されますが、効果が不確実で副作用も多いため議論があります。過剰投与により代謝性アルカローシス(血液が過度にアルカリ性になる状態)を引き起こす恐れがあります。また、呼吸障害や電解質バランスの乱れ、カリウム欠乏などのリスクがあります。重篤な酸血症の場合、これらのリスクを受容した上で使用されることが多いです。
