アルカリホスファターゼ上昇の原因は?
アルカリホスファターゼ上昇の主な原因
1. 肝臓疾患
急性肝炎:ウイルス感染により肝臓が炎症を起こす。
慢性肝炎:アルコール乱用、薬物使用、肥満、自己免疫疾患などが原因で長期間炎症が続く。
肝硬変:慢性肝疾患に伴う肝臓の線維化。
2. 骨疾患
ペジット病:骨が過剰にリモデリングされ、肥厚・変形を起こす慢性疾患。
骨軟化症:骨のミネラル化が不十分になる。
くる病:ビタミンD欠乏により子どもの骨が軟くなる。
3. 腎臓疾患
急性腎不全:外傷、感染、薬剤などで腎機能が急激に低下。
慢性腎臓病:糖尿病や高血圧、自己免疫疾患などが原因で腎機能が徐々に低下。
4. 妊娠
正常妊娠:胎盤から産生されるため、血中アルカリホスファターゼが上昇。
子癇前症:妊娠中に高血圧と尿蛋白がみられる状態で、ALPも上昇しやすい。
5. その他の原因
甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモン過剰。
甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモン不足。
クッシング症候群:体内コルチゾール過剰。
糖尿病:インスリンの分泌・作用障害による慢性代謝疾患。
特定の薬剤:ステロイド、フェニトイン、リファンピシンなどがALPを上昇させることがある。
