タンパク質欠乏症:クワシオルコルとマラズムスを理解する

タンパク質の不足は、主に二つの重篤な栄養障害を引き起こします。

クワシオルコル(Kwashiorkor)

十分なカロリーは摂取しているものの、タンパク質が不足することで発症します。主に乳幼児に見られ、以下の症状が特徴です。

  • 脚・足・腹部のむくみ(浮腫)
  • 筋肉の減少と成長障害
  • 髪の毛が薄くなる、皮膚の変色
  • 下痢や免疫低下

マラズムス(Marasmus)

エネルギー(カロリー)とタンパク質の両方が極端に不足することで起こります。こちらも主に子どもが対象で、次のような症状が現れます。

  • 著しい体重減少と筋肉・体組織の萎縮
  • 目がくぼみ、皮膚がしわくちゃになる
  • エネルギー不足による倦怠感
  • 成長遅延と発達障害のリスク増大

いずれの状態も早期の栄養介入が不可欠であり、適切な治療と長期的なフォローが求められます。

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