片頭痛と血糖値の関係は?原因と対策
脳は体内で最もエネルギーを消費する器官です。十分な糖が供給されないと、だるさや頭がぼんやりするだけでなく、激しい頭痛が起こります。逆に、糖分を過剰に摂取すると血糖値が急激に下がり、片頭痛を誘発しやすくなります。
インスリンと糖分
パンやパスタ、クッキーなどの炭水化物を食べると、体はそれらをブドウ糖(グルコース)に分解します。膵臓はインスリンというホルモンを分泌し、血中のブドウ糖を細胞に取り込ませます。
過剰摂取の影響
結婚式のケーキのように糖分が多い食べ物を一度に大量に食べると、膵臓は大量のインスリンを放出します。その結果、血糖値が急激に低下します。
脳の反応
血糖値が下がると脳は「エネルギーが足りない」と感知し、さらに炭水化物を欲する信号を送ります。そのため、食後数時間後に甘いものやパスタへの渇望が強くなることがあります。
頭痛のメカニズム
低血糖になると、脳はエネルギー不足に陥り、イライラや集中力低下、疲労感を感じます。また、脳内の血管を調節するホルモンのバランスが乱れ、血管が拡張・収縮を繰り返すことで片頭痛の痛みが生じます。
断食と頭痛
断食や食事の抜きは血糖値を低下させます。食事から数時間が経過した朝に片頭痛で目覚める人もいますし、食事を抜くこと自体が頭痛を引き起こすことがあります。
対策
血糖値を一定に保つことが脳にとって最も楽です。具体的には、炭酸飲料などの単純糖質を控え、全粒粉のパンや玄米などの複合炭水化物を選びましょう。1日数回に分けて少量ずつ食べ、タンパク質と炭水化物を組み合わせる(例:牛乳と無糖シリアル、チーズとクラッカー)と血糖値の急激な変動を防げます。
