スワンク・ダイエットとは?

歴史

ロイ・スワンク博士は、MS(多発性硬化症)の患者は飽和脂肪酸を多く含む動物性食品を多く摂取する集団に多く見られることに注目し、低脂肪食「スワンク・ダイエット」を考案しました。イタリア南部のように不飽和脂肪酸の摂取が多い地域ではMSの罹患率が極めて低いことも報告されています。これらの知見を基に、スワンク博士はMS患者を対象に35年にわたる長期研究を実施し、低脂肪食と高飽和脂肪食を比較しました。その結果、低脂肪食が患者の症状改善に大きく寄与することが示されました。

開始方法

スワンクMS財団は、MSと診断されたらできるだけ早くスワンク・ダイエットを開始することを推奨しています。食事に加えて、十分な休養、ストレスの管理、前向きな姿勢も重要です。

食事内容

スワンク・ダイエットは、飽和脂肪酸と赤身・脂肪の多い肉類(初年度は赤肉は一切禁止)を極力控え、野菜や全粒穀物を中心にした食事です。具体的には、無脂肪乳製品、卵白、全粒シリアル・パスタ・米、果物、ナッツ・種子、さまざまな野菜、オリーブオイルなどの不飽和脂肪、皮を取り除いた鶏肉や白身魚を推奨します。この食事は長期的に継続することが前提です。

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