二次進行型多発性硬化症とエクササイズ

多発性硬化症(MS)は中枢神経系に影響を及ぼす疾患で、筋肉の痙攣、しびれ、四肢の脱力、歩行困難、微細運動制御の低下などの症状が現れます。二次進行型MSは、症状がほぼ常に出現し、重症度の変動が僅かである段階です。病期に関わらず、患者の体力に見合った運動は全体的な状態改善に寄与します。

MSとエクササイズ

二次進行型MS患者は症状が常に出ているため、無理のない安全な運動を選ぶことが重要です。歩行、サイクリング、ヨガ、ピラティスなどの低衝撃な活動は、症状が悪化しても大きなリスクを伴いません。一方、泳ぎやウェイトトレーニング、ランニングなどは、予期せぬ運動制御の喪失で怪我の危険が高まるため避けるべきです。体調が良い日を中心に、1日30分程度を目安にスケジュールを組み、症状が悪化しやすい日はトレーニングを控えます。また、トレーニング中は必ずパートナーを同伴させ、症状が急変した際の安全網を確保してください。

エクササイズの代替手段

症状が強くて通常の運動が難しい日には、電子筋肉刺激(EMS)を活用する方法があります。MS患者自身でも実践しているテリー・ワールズ医師によれば、EMSは筋肉を刺激し、筋力維持や血行促進に役立ちます。FDA認可のEMS機器をオンラインで購入し、胸部、背部、腹部、腕、脚など主要な筋群に順に装着します。最初は低出力で慣れさせ、1回あたり10〜20分程度の短時間セッションを目安に行いましょう。

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