腸・膀胱・血管はどの筋肉でできているのか?

平滑筋の概要

腸、膀胱、血管の壁はすべて平滑筋で構成されています。平滑筋は随意的に制御できない不随意筋で、胃や小腸、大腸、血管などの内臓の壁に存在します。平滑筋細胞は長く紡錘形で、骨格筋と同様にアクチンとミオシンというタンパク質フィラメントを持ちますが、サルコメアという規則的な構造はなく、筋繊維は条紋(ストライプ)を呈しません。また、自律神経系によって支配されるため、意識的に動かすことはできません。

平滑筋の主な働き

  • 蠕動(ぜんどう): 腸管内の平滑筋がリズミカルに収縮・弛緩し、食物を前方へ押し出す。
  • 血管収縮: 血管壁が収縮し、血圧が上昇する。
  • 血管拡張: 血管壁が拡張し、血圧が低下する。
  • 排尿: 膀胱壁の平滑筋が収縮して尿を排出する。

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