子どもの仙骨に起こりやすい主な問題とは
子どもの仙骨(背骨の下部)に影響を及ぼす代表的な疾患を解説します。症状や合併症は個々に異なりますが、早期発見と適切な治療が重要です。
仙骨欠損(Sacral Agenesis)
仙骨の一部または全部が先天的に形成されない稀な疾患です。排尿・排便障害、下肢の筋力低下、背部の痛みなどがみられることがあります。
潜在性脊椎裂(Spina Bifida Occulta)
仙骨レベルで神経管が完全に閉じない状態です。多くは無症状ですが、場合によっては背部痛や下肢の筋力低下、排尿・排便障害が出ることがあります。
仙骨髄膜嚢胞(Sacral Meningocele)
髄膜が仙骨の欠損部から突出する状態です。背部痛、下肢の筋力低下、排尿・排便障害などの症状が現れることがあります。
牽引性脊髄症候群(Tethered Cord Syndrome)
脊髄が結合組織で仙骨に固定され、伸びにくくなる疾患です。背部痛や下肢の筋力低下、排尿・排便障害が典型的な症状です。
二分脊髄(Diastematomyelia)
脊髄が骨性のくさび状突起で二分される先天性異常です。背部痛、下肢の筋力低下、排尿・排便障害が起こりやすく、早期の画像診断と外科的処置が推奨されます。
