ネックブレースの種類と選び方

識別

ネックブレースは、首や頭部、椎骨を支える医療用オーソティックです。整形外科の専門家であるオルソティストが患者の体形に合わせて成形・装着指導を行います。脊柱のアライメントを保つために使用されます。

半剛性

ネックブレースは大きく4種類に分けられます。ソフトカラーはフォーム製の柔らかい首輪で、装着・脱脱が容易です。これは剛性ブレースと無装着の中間的な位置づけです。頸部カラーは硬性または半剛性の形態があり、プラスチックや金属で作られ、顎と後頭部を支えます。頭部の動きを制限し、延長部で脊椎をサポートするものもあります。

剛性

SOMI(胸骨・後頭部・顎部固定装置)は、首をまっすぐに保ち、屈曲やねじれを防止します。最も剛性が高いのはハローブレースで、頭部にピンを打ち込み金属リングで囲み、4本の支柱でベストに固定します。

使用目的

ネックブレースは主に次の3つの目的で使用されます。①治癒過程で脊柱を固定すること、②損傷部位を安定させること、③動きを制限して疼痛を抑えることです。怪我の程度に応じて適切なタイプが選ばれます。軽度の捻挫や筋肉痛であればソフトカラーや頸部カラーが、脊椎損傷や骨折の疑いがある場合は首を完全に固定できるブレースが使用されます。

考慮すべき点

ネックブレースの処方時には、使用段階や患者の回復度合いに応じて最適なタイプが検討されます。回復に伴い、複数のブレースを順に使用することがあります。また、怪我直後は脊柱の可動性や支える重量制限も重要な判断材料となります。

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