首の筋肉けいれんを和らげる家庭療法
ストレッチ
カンザスシティ大学医学部解剖学部長でスポーツ医学ディレクターのロバート・スティーブンス博士は、軽度の筋肉けいれんには「やさしく段階的に伸ばす」ことを推奨しています。筋肉が硬く結び目のようになっているときは、軽く引っ張ることでゆっくりとほどくイメージです。左・右、上下にゆっくりと首を回し、痛みが強くない範囲で頭を傾けます。過度な力はかえって結び目を強くするので、無理のない範囲で行いましょう。
温熱療法
患部に温めることで血流が改善し、筋肉の緊張が緩和します。湿った温熱が最も効果的ですが、電気ヒーティングパッドでも代用できます。入浴や温かいシャワーも同様に血行を促進し、運動前のウォームアップとしても有効です。
マッサージの活用法
マッサージは結び目をほぐし血行を促すので、短期的・長期的な痛みの軽減が期待できます。費用を抑えたい場合は、家族やパートナーに軽く揉んでもらうか、セルフマッサージでも構いません。施術後は十分な水分を取り、筋肉に溜まった老廃物を排出させましょう。
市販の鎮痛クリームの使用と注意点
メントールやカンフル配合のクリームは筋肉に冷感を与えながら深部に浸透し、痛みを和らげます。アジア系スーパーや健康食品店で入手できる「虎杖(トラバーム)」もスポーツ選手に人気です。首は特にデリケートなので、無理に重いものを持ち上げない、頭上に手を伸ばす動作は控える、水分補給と適度な休息を心がけることが大切です。痛みが強くなる、または長引く場合は医師の診察を受けてください。
