ALS(筋萎縮性側索硬化症)の基礎知識
ALS協会は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を、脳と脊髄の変性により上位・下位の運動ニューロンが障害される神経変性疾患と定義しています。野球選手ルー・ゲーリッグの名前にちなんで「ルー・ゲーリッグ病」とも呼ばれます。
症状
- 四肢の筋力低下や痙攣、呼吸や嚥下(飲み込み)の困難、腕や脚の使用障害などが見られます。
治療と対策
- 米国国立神経障害研究所(NINDS)によると、治療は主に症状緩和と生活の質向上を目的としています。FDAは、嚥下障害のある患者に用いるリルゾールを承認しています。
罹患数
- 米国では毎年約3万人がALSを発症し、主に40歳から70歳の間に発症します。
予後と注意点
- 多くの患者は末期疾患で、平均余命は3〜5年です。長く生存する例や、稀に寛解するケースも報告されています。
著名人とALS
- 野球のレジェンド・ルー・ゲーリッグに加え、ボクサーのエザード・チャールズ、ジャズ・ミュージシャンのチャールズ・ミンガス、そして『セサミストリート』の創作者ジョン・ストーンなどがALSに罹患しました。
