ディスプラクシア(発達性協調運動障害)の概要
ディスプラクシアは、脳内の異常な神経伝達により運動協調が困難になる発達性の障害です。簡単に言えば、動作をうまく組み立てることが難しい状態です。
症状
- 大きな筋肉と小さな筋肉の両方で運動が苦手です。歩行、ジャンプ、スキップが難しいほか、文字を書く、ジッパーを閉める、ボタンを留めるといった細かな動作も困難です。知能には影響しません。
歴史
- ディスプラクシアは100年以上前から診断されてきました。かつては「不器用児症候群」や「軽度脳機能障害」などと呼ばれていました。
経過
- 生涯にわたる障害ですが、作業療法士や言語聴覚士などの専門的支援により症状を軽減することが可能です。
留意点
- 男性に多く見られ、ADHD、アスペルガー症候群、学習障害などと併存することがあります。
事実
- 欧米では発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder, DCD)として知られ、世界保健機関(WHO)は「特定発達性運動機能障害」と分類しています。
