発作と一過性脳虚血発作(TIA)とは?
発作(seizure)と一過性脳虚血発作(TIA)は、どちらも脳に関わる疾患ですが、原因や症状は大きく異なります。発作は脳内の異常な電気活動が急激に起こすもので、TIAは血栓が血管をふさぎ、一時的に脳への血流が不足することで生じます。
発作の症状
- 筋力低下や筋肉の痙攣、身体の揺れ
- 意識の変化や失神
- 転倒や突発的な倒れ込み
TIAの症状
- 腕・脚・顔、または体の片側のしびれや脱力
- 言語障害(話しにくい、理解しにくい)
- 視覚障害、歩行困難、めまい、激しい頭痛
TIAの留意点
TIAは脳卒中に似た症状が出ますが、通常は永続的な脳損傷が残りません。ただし、TIAは将来の脳卒中リスクを示す重要なサインであり、発症後1年以内に脳卒中を起こす患者は約50%に上ります。
症状の持続時間
- TIAは数分から数時間続き、ほとんどの場合は1時間以内に症状が消失しますが、最長で24時間続くことがあります。
- 発作は通常15分以内に収まりますが、稀にそれ以上続くことがあります。
注意すべき点
- TIAが疑われた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
- 発作が初めて起きた場合や、発作中に医師に連絡できない状況が続く場合も、速やかに医療機関へ相談してください。
