RSD(複合性局所疼痛症候群)について
RSD(複合性局所疼痛症候群)は、米国で20万人から120万人が罹患しているとされる痛みを伴う難解な疾患です。症状の重さは人により異なり、軽度の不快感で済む人もいれば、日常生活に支障をきたすほど重い場合もあります。
RSDとは
RSDは神経障害で、現在は「Ⅰ型複合性局所疼痛症候群(CRPS)」として知られています。
主な症状
- 慢性的な焼けつくような疼痛が時間とともに悪化
- 過度の発汗
- 腫れ
- 可動域制限
- 触覚過敏
- 斑状の赤い皮膚
原因
Ⅰ型CRPSは神経を直接傷つけない組織外傷がきっかけと考えられ、Ⅱ型は組織と神経の両方が損傷する重度の外傷が原因です。
謎
外傷に伴って発症することが多いものの、明確な外傷がなくても起こることがあります。CRPSの症状がどのように体内で発生するかは未解明です。
診断
RSDの特定の検査はなく、医師は病歴や症状を評価し、他の疾患を除外することで診断します。
治療
第一選択は理学療法です。疼痛緩和のための薬物療法や、必要に応じて外科手術も検討されます。
