妊娠中の坐骨神経痛と安全な対処法
坐骨神経は腰部から脚の裏側、足先まで走る神経で、脚の感覚と筋肉の動きを司ります。この神経が炎症を起こし、痛みやしびれを伴う状態を坐骨神経痛(坐骨神経炎)と言います。妊娠中に腰や脚に痛みを感じたら坐骨神経痛と考えがちですが、多くは椎間板の損傷が原因です。正確な診断は必ず医師に相談しましょう。
マッサージ
痛みがある部位を直接マッサージすると、圧迫感が和らぎ、背中の緊張が緩むため症状が軽減します。マッサージと併せて、下背部や腹筋を強化するエクササイズを指導してもらうと、赤ちゃんを支える体幹が鍛えられます。
カイロプラクティック
体の歪みが神経を圧迫すると坐骨神経痛が悪化します。経験豊富な産科対応のカイロプラクターに診てもらい、正しい姿勢へ整えてもらいましょう。産科医におすすめの施術者を紹介してもらうと安心です。
セルフケア
坐骨神経痛には通常、抗炎症薬が処方されますが、妊娠中は必ず医師の指示なしに市販薬を使用しないでください。代わりに、氷パックと温熱パックを交互に使用します。氷パックは15〜20分、30〜60分の間隔を置いてから温熱パックを30〜45分当てます。これにより痛みが緩和され、血行が促進されます。フラットな靴を履き、正しい姿勢を保ち、長時間の座位は避け、寝るときはお腹をしっかり支えるクッションを使用しましょう。
