発作時に考慮すべき安全対策とは?
発作は本人だけでなく周囲の人にとっても恐怖を伴う体験です。多くの場合、数分で収まり、後遺症なく回復しますが、発作中にはいくつかの安全リスクが存在します。以下に主な危険と対処法をまとめました。
1. 転倒
発作中に意識を失ったり筋肉が硬直したりすると、転倒の危険があります。床に散らばっている障害物や段差を取り除き、安全な場所に移すことが重要です。
2. 頭部外傷
頭が硬い床や家具にぶつかると頭部外傷を負う恐れがあります。発作中は優しく頭と首を支え、横向きに寝かせるなど安全な体位を保ちましょう。
3. 窒息
発作時に気道が塞がれたり、嘔吐物を吸い込んだりすると窒息の危険があります。首回りの服を緩め、体を横向きにして気道を確保してください。
4. 溺水
水辺にいる場合、意識が失われて溺れる恐れがあります。プールや川、湖などの近くでは必ず付き添い、できるだけ水から離れた場所に移動させましょう。
5. 火災
コンロや暖炉などの熱源の近くで発作が起きると火災の危険があります。熱源から遠ざけ、ゆるい衣服は火がつきやすいため避けさせます。
6. 医療緊急事態
発作が長時間続く、意識障害やめまい、言語障害などの症状が併発した場合は、重篤な疾患(脳腫瘍や感染症)を示すことがあります。速やかに救急車を呼び、医療機関へ連絡してください。
発作を繰り返す場合は、必ず医師に相談し、発作安全計画や発作を誘発する要因の特定を行いましょう。
