腹部脂肪が過剰になる原因は?

ホルモンが関与する原因

過剰な腹部脂肪の一因として、神経ペプチドY(NPY)というホルモンがあります。脳で生成されると食欲を刺激しますが、カナダのロウソン・ヘルス・リサーチ・インスティテュートが行った研究(BBCニュース報道)では、NPYが腹部脂肪組織にも存在し、脂肪細胞の生成を促進することが明らかになっています。

加齢による影響

メイヨークリニックによると、加齢に伴う身体活動の低下、ウエストの拡大、体脂肪の分布変化、基礎代謝の低下などが腹部脂肪過多の主な原因です。これらは特に女性に顕著で、閉経後に顕在化しやすくなります。

予防・対策

2008年初頭、ロウソン・ヘルス・リサーチ・インスティテュートの研究チームは、NPYの働きを早期に検出し「オフ」にできる方法の開発を進めていました。現在もホルモン調整を狙った介入が検討されています。

体脂肪の測定方法

体重やBMIが正常でも、ウエスト周囲径が危険なレベルになることがあります。

マクマスター大学のアリヤ・M・シャルマ博士(2006年)の研究によれば、BMIは年齢差や内部脂肪量を考慮できないため、腹部脂肪の評価にはCTスキャンやウエスト周囲径の測定がより正確です。

健康への影響

メイヨークリニックは、過剰な腹部脂肪ががん、心血管疾患、高血圧、胆嚢疾患、糖尿病など多様な疾患リスクを高めると警告しています。

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