全身がむくむ原因は何ですか?足・手・腹部までの腫れを解説
全身むくみの主な原因
1. 水分貯留
妊娠、特定の薬剤、腎臓疾患、ホルモン変化などで体内に余分な水分がたまり、足・手・腹部などにむくみが生じます。
2. アレルギー・アナフィラキシー
重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)は、顔・舌・喉など全身に急速に腫れを引き起こし、呼吸困難を伴うことがあります。ナッツ、甲殻類、虫刺され、特定の薬が主な原因です。
3. 心不全
心臓のポンプ機能が低下すると血液が静脈にたまり、足・足首・脚、腹部に水分が溜まります。これが全身のむくみとして現れます。
4. 妊娠
妊娠中は血液量が増加し、ホルモンの影響で体液が保持されやすくなります。主に足・足首・脚にむくみが出ますが、手や顔に広がることもあります。
5. 腎臓病
腎臓の機能低下により体内の水分・電解質バランスが崩れ、足・足首・手・顔にむくみが現れます。
6. リンパ浮腫
リンパ系が障害されると余分な体液が排出されず、慢性的に腕や脚、時には全身に腫れが生じます。
7. 肝臓病
肝硬変などの進行した肝疾患はアルブミン産生が低下し、血管内の水分が漏れ出して腹部や脚にむくみが出ます。
8. 重篤な感染症・炎症
敗血症や全身性炎症反応は体の防御反応として広範囲にむくみを引き起こすことがあります。
9. 特定の薬剤
ステロイド、特定の化学療法薬、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)などは体液保持を促し、むくみを引き起こすことがあります。
10. 特発性血管性浮腫
原因不明の稀な疾患で、顔・四肢・腹部などに突発的に腫れが現れます。
医師の受診が必要なとき
急激で広範囲のむくみが出た上に、呼吸困難、発疹、めまいなどの症状が伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。正確な診断と適切な治療が重要です。
