強迫性障害(OCD)の見分け方

強迫性障害(OCD)は、日常生活に支障をきたすまでの執拗な思考や行動が特徴です。映画などでは誇張された描写が見られますが、実際の患者は「普通」の基準に合わせようと苦労しています。本稿では、OCDの代表的な症状を紹介します。

OCDの主な特徴

  1. 1. 手洗いの過剰

    手洗いはOCDの最も有名な症状です。患者は一日に何十回、何百回と手を洗い、感染防止と考えているものの、過度の洗浄により皮膚が荒れたり、逆に体調を崩すことがあります。

  2. 2. 病原菌への過剰な恐怖

    ドアノブに触れるだけで重篤な病気になると感じ、手を洗う必要を感じます。適度な清潔は健康的ですが、過度になると日常生活が妨げられます。

  3. 3. 物の収集・保管

    レシートや歯ブラシなど、不要と思えるものを大量に保管し、手放すことができません。「パックラット」以上の執着です。

  4. 4. 数え癖

    泳いだラップ数や階段の段数、体重の変化まで細かく数えることが習慣化し、数え続けることが不安解消の手段となります。

  5. 5. 固定された儀式的行動

    歯を磨かないと髪をとかせない、長時間の歯磨きで歯茎が出血するなど、他者には理解し難いルーティンが日常を支配します。これにより仕事や人間関係に支障が出ることがあります。

自分や身近な人に当てはまると感じたら、専門医に相談することをおすすめします。適切な治療や薬物療法で症状は軽減できます。

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