骨粗鬆症の食事療法と予防法
骨粗鬆症と診断された場合の食事
食事だけで骨粗鬆症を治すことはできませんが、病気の進行を抑える重要な手段となります。医師と相談し、カルシウムとビタミンDを十分に摂取できる食事プランを立てましょう。骨が徐々に薄くなる原因はこれらのミネラル不足にあるため、適切な量を保つことでさらなる骨損傷を防げます。
食事療法に加えて、ビスホスホネートやラロキシフェンといった薬剤療法が推奨されます。これらは既存の骨量を維持し、場合によっては骨密度を増加させます。
さらに、アルコールや過剰なカフェインは骨の代謝を悪化させるため、摂取を控えましょう。大豆製品は骨に良いとされ、積極的に取り入れると効果的です。個別の食事指導は必ず医師の許可を得てから始めてください。
骨粗鬆症予防のための食事
最も確実な予防策は、若い頃からカルシウムを豊富に含む食事を続けることです。子どもや思春期は骨が成長し、カルシウムの需要が最大になります。この時期に十分な栄養を取らないと、将来的に骨密度が低くなります。
妊娠中・授乳中の女性も同様に、胎児や乳児の発育に必要なカルシウムが増えるため、特に注意が必要です。
ビタミンDとカルシウムの摂取方法
カルシウムは乳製品だけでなく、アーモンド、ブロッコリー、ケール、サーモンなどでも豊富に摂れます。1日あたりの目安は、年齢やホルモン療法の有無により1,000〜1,500 mgです。必要に応じてカルシウムサプリメント(錠剤やチョコレートタイプ)を利用すると良いでしょう。マルチビタミンに含まれるカルシウムは、鉄の吸収を阻害することがあるため、鉄が必要な場合は別時間に鉄サプリを摂取してください。
ビタミンDは日光浴が最も手軽な供給源ですが、過度な紫外線は皮膚がんリスクを高めます。食事からは、サーモンやイワシなどの脂肪魚、卵黄が主な供給源です。ビタミンDを含むマルチビタミンや、ビタミンDが添加されたカルシウムサプリも有効です。
