骨粗鬆症の代替医療と食事法
食事の変更
骨粗鬆症のリスクを下げるためには、骨に必要なミネラルやビタミンを食事からしっかり補給し、過剰な糖質やカフェイン、アルコールを控えることが重要です。以下に、具体的な改善ポイントをまとめました。
- 砂糖の摂取を減らす:精製された砂糖はビタミンB群やマグネシウム、亜鉛など骨に必要な栄養素が不足しがちです。米国農務省(USDA)は総カロリーの8%未満(2,000kcalの食事で約160kcal、約大さじ2杯)に抑えることを推奨しています。
- 全粒穀物を選ぶ:精白された穀物はカルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラルが失われます。50歳以上の男女は1日あたりそれぞれ5〜6オンス(約140〜170g)の穀物を摂取し、半分以上を全粒にすると骨に良いとされています。
- 植物性タンパク質を増やす:全粒穀物1食分(約3g)や野菜1食分(約2g)で得られる植物性タンパク質は、動物性タンパク質が過剰になると尿中に排出されやすいカルシウムの減少を抑えます。豆類、豆腐、ナッツ類も積極的に取り入れ、体重(kg)×0.36で求めた1日のタンパク質必要量を目安にしましょう。
- アルコール・カフェイン・炭酸飲料を控える:これらは利尿作用でミネラルを体外に排出しやすく、骨からカルシウムが流出しやすくなります。特に炭酸飲料はリンが多く、リンがカルシウムより多く摂取されると骨からカルシウムが溶け出すリスクが高まります。成人の1日あたりのリンの目安は700mgで、コーラ1缶で約500mgを含むことがあります。
- 非乳製品のカルシウム源を取り入れる:豆腐、サーモン・サーディン(骨ごと)、ほうれん草やケールなどの緑葉野菜は乳製品に代わるカルシウム供給源です。蒸留水はミネラルがほとんど含まれないため、ミネラルが失われやすいと指摘されています。代わりにミネラルを含む普通の水やフレッシュジュースを選びましょう。 \n
- 極端な低カロリーダイエットは避ける:極端にカロリーを制限すると、ビタミンやミネラルが不足し、骨の健康を損なう可能性があります。
代替医療
- ブラックコホシュ:フィトエストロゲンを含み、骨密度の維持に役立つ可能性があります。カプセル、チンキ、エキス、乾燥根から作るお茶などで入手できます。
- レッドクローバー抽出物:イタリア・メッシーナ大学薬学部の2006年の研究では、卵巣除去手術を受けた雌ラットの骨減少が抑えられました。市販のサプリメントはありますが、骨粗鬆症治療に推奨される具体的な用量は確立されていません。
消化補助剤
- 65歳以上になると胃酸(HCl)の分泌が低下し、ミネラル吸収が悪くなることがあります。胃酸不足が診断された場合は、食後にクエン酸、リンゴ酢、ベタインHCl などの消化補助剤を少量摂取すると吸収が改善することがあります。ただし、使用前に必ず医師と相談してください。
※本情報は医療アドバイスではありません。実際の治療やサプリメントの使用については、必ず医師や栄養士にご相談ください。
