骨密度スキャンの結果を正しく解釈する方法

骨密度スキャンの結果を読むポイント

年齢、閉経、女性であること、カルシウムやビタミンDの不足、喫煙、過度の飲酒、ステロイドやデポ・プロベラ、抗けいれん薬などの長期使用は、骨粗鬆症や骨量減少のリスクを高めます。これらのリスク要因が複数ある場合は、医師に骨密度検査を受けることを相談しましょう。検査は現在の骨量の減少状況や将来的なリスクを評価できます。検査結果の解釈は比較的簡単です。

検査結果の解釈手順

  1. Tスコアの確認

    Tスコアは、同年代・同性の健康な成人の平均骨密度と比較した数値です。Tスコアが‑1以上であれば骨粗鬆症の心配は不要です。一方、‑2.5以下の場合は骨粗鬆症と診断されます。

  2. 骨量増加策の相談

    Tスコアが‑1から‑2.5の間(骨量が低下しているが骨粗鬆症ではない状態)であれば、医師と骨量を増やす方法について話し合いましょう。この状態は「骨減少症(オステオペニア)」と呼ばれ、将来的な骨粗鬆症のリスクがあります。

  3. Zスコアの確認

    Zスコアは体重、年齢、性別、人種・民族などを考慮した指標で、加齢以外の原因による骨量減少かどうかを評価します。Zスコアが‑1.5以下の場合は、医師が基礎疾患を調べ、適切な治療方針を決定する必要があります。

  4. 測定装置の確認

    最初の検査が末梢装置(手や足の小さな骨で測定)で行われた場合、中央装置(脊椎や大腿骨など大きな骨で測定)での再検査を依頼しましょう。末梢装置は精度が低く、骨量減少が疑われる場合は、中央装置での確認が推奨されます。

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