顎の骨粗鬆症の症状と対策
骨粗鬆症と聞くと背骨の問題をイメージしがちですが、顎の骨にも影響を及ぼすことがあります。顎の骨粗鬆症は初期には自覚症状が少なく、放置すると歯や義歯の安定性が低下し、口腔内の健康に大きな支障をきたします。早期に兆候を把握し、適切な治療を受けることが重要です。
症状がない(無症状)
骨粗鬆症は「サイレント疾患」と呼ばれ、初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、定期的な検査が推奨されます。
診断の重要性
米国歯科医師会(ADA)によれば、歯科診療での変化が骨粗鬆症の早期サインになることがあります。歯科医師が撮影するレントゲン画像で、顎骨や歯根周囲の骨密度低下が確認できることがあります。
初期症状
顎骨の密度が低下すると、歯周病菌に対する抵抗力が弱まり、歯周炎のリスクが高まります。その結果、歯茎が赤く腫れ、出血しやすくなることがあります。
典型的な症状
- 歯がぐらつく
- 歯茎が退縮し、歯から離れる
- 義歯が緩く感じられる
進行した場合の症状
治療が遅れると、口内に潰瘍ができやすくなり、義歯の装着感や会話、食事に支障を来すことがあります。
