DEXAスキャンで分かることとは?

概要

骨粗鬆症の疑いがある患者は、医師から「DEXAスキャン」の検査を勧められることがあります。DEXAはDual Energy X‑Ray Absorptiometry(二重エネルギーX線吸収測定)の略で、骨密度を測定する検査です。骨粗鬆症の診断やリスク評価に用いられます。

検査対象と背景

医師は、骨粗鬆症の症状やリスク要因に基づいてDEXAスキャンの実施を判断します。背骨や背中に痛みを伴う骨折がある場合や、家族歴、低体重、高齢、特定の薬剤使用などリスクが高い人は検査が推奨されます。

検査の仕組み

DEXAスキャンは、体の特定部位(主に脊椎と大腿骨)に対して複数のX線を照射し、骨に含まれるカルシウムやミネラルの量を測定します。検査は、柔らかい台に仰向けに寝た状態で機械が身体の上をスキャンし、骨密度の画像を取得します。

検査結果の項目

結果は主にTスコアとZスコアで示されます。Tスコアは30代の健康な人の平均骨密度と比較した値で、骨密度のピーク時と比較します。Zスコアは同年代・同性・体重の集団と比較した値です。

結果の判定基準

Tスコアが‑1以上であれば正常と判断されます。‑1以下の場合は骨粗鬆症またはその前段階である骨減少症(オステオペニア)と診断されます。Zスコアも同様に示され、二次性骨粗鬆症の可能性を評価する際に用いられます。

注意点

妊娠中の方は検査を受けるべきではありません。また、直近7日以内に造影剤を使用したX線検査を受けた場合は、結果に影響を与える可能性があるため、検査は延期することが推奨されます。

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