電気療法実施前の評価チェックリスト
電気療法は、超音波、干渉電流(IC)、機能的電気刺激(FES)、経皮的神経刺激(TENS)、経皮的脊髄電気鎮痛(TSE)、脊髄刺激(SCS)、電針(EA)、経皮的神経刺激(PENS)、パルス短波ジアサーミー(PSWD)など多様なモードがあります。治療開始前に、禁忌や注意が必要な条件を確認することが重要です。
妊娠
妊娠中の電気療法は一般的に禁忌とされています。TENSは分娩時に使用されることがありますが、胎児がある領域(下背部、腹部、骨盤)への適用は避けるべきです。施術前に妊娠の有無を必ず確認してください。
インプラント
金属インプラント、特にペースメーカーがある場合は電気療法は禁忌です。ペースメーカー使用者は電気刺激や短波・マイクロ波治療を避ける必要があります。
てんかん
てんかん既往歴がある患者でも問題ないケースがありますが、発作がある、または制御が不十分な場合は慎重に判断してください。過去にてんかん発作があった場合は特に注意が必要です。
癌
癌が活動性でない限り、電気療法の使用は可能ですが、悪性腫瘍や疑いのある部位への刺激は避けるべきです。
皮膚損傷
出血中の部位や血友病患者には電気療法は禁忌です。また、開放創や皮膚炎などの状態も施術の対象外となります。
