線維筋痛症に対するリリカ(プレガバリン)治療

リリカ(プレガバリン)は、神経障害性疼痛の治療に用いられる抗てんかん薬です。FDA(米国食品医薬品局)により線維筋痛症(fibromyalgia)治療薬として初めて承認されており、症状に伴う疼痛の軽減に効果が期待されています。

用途

  • 線維筋痛症患者の神経性疼痛を和らげ、日常生活の活動性を改善する。
  • てんかん発作の抑制。
  • 糖尿病性神経障害性疼痛や帯状疱疹後神経痛の治療。

薬理作用

プレガバリンは神経伝達物質GABA(γ-アミノ酪酸)の構造類似体で、過剰な神経興奮を抑制します。機能不全な神経からの異常な電気信号を低減させることで、線維筋痛症に伴う疼痛を緩和すると考えられています。

副作用

すべての医薬品と同様に、リリカにも副作用があります。主なものは以下の通りです。

  • 眠気、めまい
  • 口渇、便秘
  • 体重増加や浮腫(まれ)

法的地位

リリカはFDAにより線維筋痛症治療薬として承認されており、処方箋が必要です。米国ではDEA(薬物取締局)によりスケジュールV(依存性・乱用性が最低レベル)に分類されています。

注意点・警告

抗てんかん薬全般に共通するリスクとして、自殺念慮や自傷行為のリスクが報告されています。リリカ服用開始後にうつ症状や自殺願望が現れた場合は、速やかに医師に相談してください。

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