膝下切断後の幻肢痛への対処法
概要
膝下切断後に起こる幻肢痛は、脳や脊髄が失われた四肢からの感覚を錯覚し、燃えるような痛み、締め付け感、鋭い刺すような痛みとして現れます。以下の方法で症状を和らげることができます。
必要なもの
- 市販の鎮痛剤(例:イブプロフェン)
- 非侵襲的療法(例:TENS)
- 温熱療法用の入浴剤や毛布
- リハビリ用エクササイズ器具
- リラクゼーション音源(音楽、音声ガイド)
対処手順
薬物で痛みをコントロール
軽度の痛みにはイブプロフェンなどの市販鎮痛剤を使用し、強い幻肢痛には医師に相談して短期間の麻薬性鎮痛剤やガバペンチンなどの抗痙攣薬を処方してもらいます。また、睡眠改善のためにアミトリプチリンなどの三環系抗うつ薬も有効です。
神経刺激療法(TENS)を試す
医師の指導のもと、TENS装置を切断部位の皮膚に電極で貼り付け、低周波から徐々に周波数を上げて痛みが消えるまで使用します。使用頻度は医師と相談してください。
温熱で筋肉をリラックス
温かい入浴や厚手の毛布で切断部位を温めると、筋肉が緩み痛みが軽減します。
適切な運動を行う
リハビリ専門医と相談し、残存部位や義足に合わせたエクササイズを取り入れ、筋力を維持・向上させることで幻肢痛の頻度を減らします。
リラクゼーションで気をそらす
呼吸法やイメージトレーニング、好きな音楽や読書などで心を落ち着かせ、痛みへの意識を分散させます。
