人体に起こる中毒症状

中毒の兆候

国立農業安全データベースが挙げる、ほぼ必ず中毒を示す警告サインは次の通りです。患者の呼気に異臭がある、衣服に異常な染みや臭いが付着している、化学薬品や薬剤の容器が通常の保管場所にない、などです。また、以下の症状が原因不明で現れた場合も中毒が疑われます。

  • 眠気、吐き気、嘔吐、腹痛、イライラ、行動変化、恐怖感、よだれ、発汗

サルモネラ中毒の症状

サルモネラは最も一般的な食中毒の原因の一つです。症状は汚染された食物を摂取して数時間以内に急激に現れることが多く、最長で3日後に出ることもあります。主な症状は以下です。

  • 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱、頭痛、全身倦怠感

水銀中毒の症状

水銀中毒は、蒸気状の金属水銀を吸入するか、水銀に汚染された食物(特に魚)を摂取することで起こります。蒸気状水銀は温度計、蛍光灯、古い歯科用詰め物、電気スイッチなどに含まれ、吸入すると急速に症状が出ます。

  • 呼吸困難、咳、金属味、嘔吐、歯茎の炎症や出血

汚染された食物を摂取した場合は、振戦、運動失調、記憶・視覚障害、しびれや痛み、痙攣などが見られます。

アルコール中毒の症状

アルコール中毒の初期症状は吐き気と嘔吐です。その後、以下の症状が現れることがあります。

  • 意識混濁、起き上がりにくさ、不整呼吸、意識喪失、皮膚が蒼白または青紫、痛み刺激に対する反応低下、痙攣

一酸化炭素中毒の症状

一酸化炭素中毒は、息苦しさ、軽度の頭痛や吐き気、めまい、立ちくらみなどの症状が現れます。疑いがある場合はすぐに被害者を炭素源から離し、救急車を呼んでください。

中毒時の対処法

最も重要なのは直ちに救急医療を要請することです。もし毒物が摂取されたことが分かっており、嘔吐誘発剤(例:イペカシロップ)が手元にある場合は、包装に記載された用量を守って投与します。ただし、これは救急要請後に行うべき処置です。

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