水銀中毒に伴う主な症状
呼吸器症状
- 水銀蒸気に曝露すると化学性肺炎を起こすことがあります。重症化すると肺水腫、呼吸不全、最終的には死亡に至ることもあります。
腎不全症状
- 水銀中毒は腎臓にダメージを与え、乏尿性腎不全、蛋白尿、一時的な尿細管機能障害、尿細管壊死、ネフローゼ症候群などを引き起こします。
心血管症状
- 血圧の異常(高血圧または低血圧)、不整脈、原因不明のコレステロール上昇などが報告されています。
胃腸症状
- 食物過敏や不耐症、腹部の痙攣、慢性的な下痢または便秘が現れることがあります。
皮膚症状
- 手や鼻、足底などに赤みや剥離が見られます。これらは水銀中毒特有の皮膚反応です。
中枢神経系症状
- 記憶障害、焦燥感、感情の不安定、うつ状態、注意力低下などの精神症状が典型的です。さらに、刺激過敏、不眠、筋力低下、しびれ、震え、協調運動障害、さらには多発性硬化症様症状が現れることもあります。
