睡眠薬過剰摂取の症状と対処法
概要
睡眠薬は不眠症などの睡眠障害の治療に用いられる鎮静剤です。意図的でない過剰摂取もありますが、重篤なリスクを伴います。米国がん協会の調査によると、睡眠薬を「頻繁に」服用している男性は死亡率が57%上昇し、女性は54%上昇することが分かっています。
過剰摂取の可能性があるときのチェックポイント
- 胃の不調と嘔吐
体は余分な毒素を排除しようとして嘔吐することがあります。嘔吐が止まっても危険が去ったわけではありません。
- 立ち上がれない・めまい
立ち上がろうとしたときに足元が不安定であったり、激しいめまいを訴える場合は注意が必要です。めまいは視界のぼやけや失神を伴うことがあります。
- 呼吸困難
喘鳴(ぜんめい)や息切れ、窒息様の音が聞こえる場合は、直ちに医療機関へ連絡してください。
- 会話と判断力の低下
言葉がうまく発音できない、思考がまとまらないといった症状は中枢神経への影響を示すサインです。
- 意識状態の確認
眠っているように見えても、呼びかけても反応がない場合は昏睡の可能性があります。メイヨークリニックによると、昏睡の典型的な症状は「目を閉じている、四肢の反応が反射的である、痛み刺激に対しても反射的な動きしか出さない」ことです。
