一酸化炭素中毒の対処法と応急処置

一酸化炭素は無色・無臭・無味の有毒ガスで、吸入するとインフルエンザ様の症状や倦怠感、頭痛、胸痛、最悪の場合は死に至ります。米国で最も多い中毒の一つです。もし自分や身近な人が一酸化炭素中毒の疑いがある場合は、速やかな対応が必要です。

必要なもの

  • 携帯電話または近隣の電話(119へ連絡)
  • 平らで広い場所(心肺蘇生が必要な場合)

応急処置の手順

  1. 一酸化炭素の疑いがある場所からすぐに全員を避難させ、屋外の新鮮な空気を吸わせます。
  2. 直ちに119に通報し、救急隊の到着を待ちます。中等度以上の中毒は専門家の処置が必要です。
  3. 被害者の呼吸状態を確認します。呼吸している場合は新鮮な空気を確保し、呼吸が止まっている場合は心肺蘇生(CPR)を行います。背中に仰向けに寝かせ、鼻をつまんで口を覆い、胸が膨らむまで息を吹き込みます(約1秒)。2回の人工呼吸の後、呼吸がない場合は胸部圧迫を30回、1分間に100回の速度で行い、再び2回の人工呼吸を繰り返します。
  4. 救急隊が到着したら、100%酸素を供給するマスクを装着させ、体内の一酸化炭素を速やかに排出させます。
  5. 中等度以上の中毒者は必ず病院へ搬送し、追加治療を受けさせます。症状が軽快していても医療機関での診察が必要です。

注意点

一酸化炭素は見た目でも匂いでも判断できないため、定期的な検知器の設置と点検が予防につながります。

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