犬のアフラトキシン中毒とは?知っておくべきこと
アフラトキシン中毒とは
アフラトキシンは特定のカビが産生する強い毒素で、汚染された餌や食材を犬が摂取すると中毒を起こします。主な影響は肝臓・腎臓障害、血液凝固異常、免疫抑制、さらにはがんのリスク増大です。
主な症状
- 嘔吐
- 下痢
- 元気がなくなる(倦怠感)
- 食欲不振
- 体重減少
- 黄疸(皮膚や眼球が黄色くなる)
- 痙攣
- 昏睡状態
診断方法
症状の確認に加えて、血液検査で血中のアフラトキシン濃度を測定します。必要に応じて肝機能や腎機能の評価も行います。
治療法
特効薬はありませんが、早期に対症療法を行うことで回復が期待できます。
- 点滴による体液・電解質補正
- 肝保護剤の投与
- 必要に応じた輸血
- 痙攣抑制薬
- 二次感染予防のための抗生物質
予後
早期に診断・治療を開始すれば多くの犬は完全回復しますが、重症例では慢性的な肝臓・腎臓障害が残ることがあります。
予防策
アフラトキシン汚染を防ぐための基本的な対策は以下の通りです。
- 餌は涼しく乾燥した場所で保存する
- 与える前にカビが生えていないか目視で確認する
- 放置時間が長くなる餌は与えない
- コンポストやゴミ置き場などカビが繁殖しやすい場所に犬を近づけない
もしアフラトキシン汚染が疑われる場合は、すぐに獣医師に相談してください。早期対応が回復の鍵となります。
