ストラテラ(アトモキセチン)のリスクと副作用

ストラテラ(有効成分:アトモキセチン塩酸塩)は、子どもから大人までの注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療に用いられる処方薬です。効果が期待できる一方で、使用に際しては医師の管理下でリスクとベネフィットを慎重に比較検討する必要があります。

自殺念慮

  • 米国食品医薬品局(FDA)が2009年に出した警告によれば、ストラテラ服用者は自殺念慮のリスクがやや高まるとされています。調査では、千人あたり約4人が自殺念慮を示したのに対し、プラセボ群では報告がありませんでした。服用中は行動の変化や抑うつ、急な自殺念慮に注意し、異常が見られた場合は速やかに医師へ相談してください。

肝障害

  • 稀に肝機能障害が起こることがあります。かゆみ、濃い尿、上腹部痛、インフルエンザ様症状、目や皮膚の黄疸などが現れたら、直ちに医師に連絡してください。

心血管系の問題

  • ごくまれに脳卒中や心筋梗塞が報告されています。既往の心疾患や家族歴がある場合は必ず医師に伝え、胸痛、息切れ、失神などの症状が出たら緊急受診してください。

性機能障害

  • 成人で最も頻繁に報告される副作用のひとつです。男性は稀に持続勃起(持続勃起症)を起こすことがあり、4時間以上解消しない場合は医師の診察を受けてください。女性は月経痛が強くなることがあります。

その他の一般的な副作用

  • 成人の主な副作用:便秘、口渇、吐き気、食欲減退、めまい、睡眠障害。
  • 小児の主な副作用:胃腸不快感、食欲減退、むくみ、蕁麻疹、吐き気、成長遅延。
  • 重篤な症状が現れた場合は速やかに医師へ相談してください。

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