レイノー症状の発作後に体を温める方法
レイノー現象(レイノー病)は、寒さや冷たいものに反応して手足や鼻などの末梢部位への血流が一時的に低下する疾患です。発作が起きると、影響を受けた部位が白くまたは青く変色し、感覚が鈍くなります。寒冷対策として重ね着をしていても、冷たい飲み物や冷蔵庫・冷凍庫から出したものに触れるだけで発作が誘発されることがあります。重度の発作では、指や足の感覚が完全に失われ、体全体の熱が奪われてしまうことがあります。以下に、重度のレイノー発作時に取るべき具体的な対処法をまとめました。
レイノー発作時の対処法
可能であれば温かい場所へ移動し、屋内に入ってヒーターの温度を上げるなど、環境を暖かく保ちます。
濡れた衣服はすぐに脱ぎ、乾いたものに取り替えます。
指先を温かい流水で洗い流します。ただし、熱すぎる水は皮膚を刺激し血管を収縮させる恐れがあるため、ぬるめの水温に留めてください。
未着用の場合は、靴下・手袋・帽子などで末梢部位を覆い、体熱の放散を防ぎます。
さらに上着やパンツなど、追加で防寒できる衣類があれば着用し、保温効果を高めます。
足先が軽く感覚が残っているなら、立ち上がって軽く体を動かします。身体を動かすことで血流が促進され、熱産生が増加します。
腕を体側に水平に伸ばし、小さな円を描くように素早く回します。同様に指や足の指を軽く動かすことでも血流が刺激されます。
温かい飲食物で体内から熱を補給します。ただし、カフェインは血管を収縮させるため、コーヒーやホットチョコレートは避け、ハーブティーや温かいスープなどを選びましょう。
