複雑性乳様炎とは?症状と合併症の概要

複雑性乳様炎とは

乳様炎は耳の後ろにある乳様突起の空洞が感染する疾患です。その中でも「複雑性乳様炎」は、炎症が広範囲に及び、骨が破壊され、膿瘍が多数形成される重症形態です。

主な合併症

  • 頭蓋内合併症:感染が脳へ広がり、髄膜炎、脳炎、脳膿瘍を引き起こす可能性があります。
  • 顔面神経麻痺:顔面神経が障害され、顔面の筋肉が麻痺します。
  • 難聴:内耳構造が損傷し、聴力低下が生じます。
  • 敗血症:感染が血流に乗り、全身性の敗血症を招くことがあります。

このような重篤な合併症を防ぐため、複雑性乳様炎は早期の強力な抗菌薬投与と外科的除去手術が必要です。予後は感染の進行度と治療開始のタイミングに大きく左右されます。

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