頭皮乾癬の治療法と緩和策

頭皮乾癬とは

乾癬患者の約半数が頭皮に症状を呈します。かゆみや軽いフケから、厚く硬いプラークが頭全体を覆う重症まで、症状は様々です。

治療の基本方針

症状の程度に応じて、外用薬・シャンプー・ステロイド注射・全身薬などを組み合わせ、ローテーションしながら使用します。

シャンプー

軽症の場合は、タールやサリチル酸配合の医薬部外品シャンプーが第一選択です。ドラッグストアやスーパーで入手できます。効果を高めるために、ティーツリーオイル配合シャンプーと交互に使用すると良いでしょう。

ステロイド注射

頭皮の病変が限られた部位にとどまる軽度の乾癬では、医師がステロイドを直接注射することがあります。全身への吸収を抑えるため、使用回数は限られます。

処方外用薬

中等度以上の症例では、処方された外用薬(カルシポトリオールやタクロリムス軟膏など)を使用します。これらは過剰な角化を抑え、炎症を軽減します。併せて内服抗ヒスタミン薬を服用すれば、かゆみの緩和が期待できます。

抗菌・抗真菌治療

頭皮にかさぶたや鱗屑が付着し、頸部のリンパ節が腫れる場合は、二次感染が疑われます。その際は医師が抗菌薬や抗真菌薬を処方し、感染を抑えることで症状が改善します。

全身薬・光線療法

症状が広範囲に及ぶ重症例では、メトトレキサートやシクロスポリンといった全身薬が検討されます。また、紫外線療法(UVB照射やUVコーム)や日光浴も有効です。髪が薄い・頭皮が露出している場合は、自然光でも効果が期待できます。

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